工業メーカーが手掛ける
新たな事業への挑戦。
1949年創業以来、日本のLPGの発展とともに事業を拡大し、70年以上の長きにわたり幅広いバルブ製品を生産してきた宮入バルブ製作所。新たな事業のひとつとして「食品加工機器+6次産業化」を計画し、挑戦をつづけています。
山梨県の工場横の敷地に、ぶどうの圃場とワイナリー、きくらげ農園を設立し、生産しています。

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食品用機器を活用し、新たな価値を創造します。
FEATURE
これまで強みとしていたバルブ加工技術を活かし、食品用機器を開発(二次産業)したところから、次に工場横の敷地に農園や圃場(一次産業)へ。そして収穫・製造した食料品を直販する(三次産業)へと、株式会社宮入バルブ製作所ならではの新しい価値を創造してまいりました。

一次産業
ぶどう圃場/きくらげ農園
×

二次産業
部品・機械の製造
×

三次産業
小売・オンライン販売


六次産業
現在はワイナリーときくらげ農園を運営し、ワイン・きくらげの直販を行っています。工場の見学体験や、物産展への出品事例、コンクールのノミネートなど、着実に評判が広がっています。
宮入バルブの取り組み
case study

山梨県のワイン文化に根ざしたワイン醸造機の製造・開発
株式会社宮入バルブ製作所の甲府工場がある山梨県は、かつてよりぶどうとワインの名産地で、県内に89社のワイナリーが名を連ねています。
近隣のワイナリー様から製造機器の保守課題の相談を受けたことから、ワイン関連の機器を開発するようになったのをきっかけに、自社試験拠点「御勅使川ワイナリー」を開設。2025年には10種類のオリジナルワインの販売を始めました。

濾過器
MFY-3080X2S
中空糸膜クロスフロー方式により、安定したろ過品質と省力化、廃棄物削減を実現。

瓶詰め機
MSMF6
サイフォン式ノズル採用で動力不要で充填出来ます。タンク、フレーム、ノズルはSUS304ステンレスを採用しています。

搾汁機
MSHBP50
油圧手動制御によるバスケットプレスです。フレーム、バスケット、受け皿はSUS304ステンレスを採用しています。

リンサー
MSMR4
瓶を手動で押しつけて水道圧で洗浄するリンサーです。ズル部は樹脂でその他はSUS304ステンレスを採用しています。

散水機を改良し、農業に活用
さらにIoT・ITの仕組みも・開発
散水ノズルの製造技術を農業分野へ転用し、国産きくらげ栽培に参入しました。実は、流通しているきくらげの約9割が中国産で国産は非常に稀です。
菌床づくりから収穫までIoT管理・無農薬で一貫生産できる農園「南アルプスFarm&Labo」を設立。ひと株ひと株丁寧に栽培したきくらげは、みずみずしくプリプリな食感が特徴。ECサイトでは生きくらげを直販しています。

スプレーノズル
水とエアーで微粒ミストを作り上げる二流体ノズルです。工場などの室内、野外問わず設置が簡単で熱中症・暑さ対策に最適です
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